雑記の中の指輪の話 王の帰還当時


フィギュアつきの本

2/6

 本屋さんにガンダルフがいっぱい…………。
 つい買っちゃいましたが、フィギュアが次々発売されるこれ、800いくらもするのって高〜い。全部買うのは無理。キャラを絞らなくちゃ……って本当はこの倍するんですかこれ!! 創刊号特価なんだ、890円って。なんか、キャラ絞るどころか、欲しいキャラすら全部買えないかもーーーー。なんでこんな食玩でっかくしたようなのが1780円もするの?って、持ってみたら重!! 鉄!?
 重くなくていいから、もっと安く! なんか、もったいなくて飾れなくなりました。ああ、貧乏性。

映画を観る

2/9


 先行で、うーさんたちと王の帰還を見てきました。PJさん、キョーレツな演出をなさる………。あれ〜?先日観た(夢で)王の帰還と内容違〜う(あたりまえだ)。

 ヒゲ祭り、完結編のもようは近日中に。あのヒゲが意外な展開でちょっとびっくり。

2/18

 2/14より公開中のヒゲ祭り……正しくは「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」の感想は↓のようなかんじ。ネタはばらしまくりです。映画をごらんになってない方には危険です。危険とか警告しつつ、全体的には「ヒゲ」としか言ってない気も。映画鑑賞済みのみなさまへは、どのような映画感想を持たれてる方がお読みになってもまんべんなく物足りない感想となっております。いったい、誰に向けて感想を書いているのか。時間をドブに捨てたい方はどうぞ。

ヒゲ祭り


 今年のヒゲ祭りは、大変悲しいお知らせがあります。当ヒゲ祭りの目玉ヒゲの一人、サルマン様が塔にお籠もりになっておいでです。本来、お籠もりになっているサルマン様を呼び出す役目のガンダルフ殿が「籠もっとるならほっとけ」とお仕事を放棄なさいましたので、サルマン様抜きで催されることになりました。ああ、なんてことでしょう。今年が最後のヒゲ祭りだというのに…………。

 昨年の雑記を読み返すと「サルマン様はこれからどうなるのか!」てな勢いで書き終わっており、去年のワタシに「かわいそうだけどサルマン様はね……出てこないんだよ」と話しかけてやりたい気分です。
 前情報で、鑑賞前からサルマン登場シーンなしとは知っていましたが、悲しいものは悲しいです。「塔に籠もっとる」という木の髭の台詞の後にワンカットでも『籠もってるのはこの人ですよ〜』的なショットを入れても良かったのではないかと思えてなりません。そうしたら、エンディングに名前が出たのに。出たのにったら出たのにーーーー。サルマン様って……徹底的にかわいそう………。

 さて、かように、美髭が一人欠けてしまったヒゲ祭り、これではいかんとがんばったのかデネソール侯。ちょっとヒゲ伸びてましたね。あなたもヒゲにエントリーしてくださるの?……と、無理矢理ヒゲ話題すぎましたか(笑) なんというか、ずーっと「人間の男の大人はヒゲ」ってかんじできてましたから、デネソール侯にヒゲがないのが、初めすごく不思議でした。ヒゲがないのが彼のお洒落なんでしょうなあ。きれいなグレイのロンゲが実はとても気に入ってます。でも見てるととても辛い人。ガンダルフを非難してましたが……ガンダルフに言っても無駄だよデネソール。彼はね人間の個人の都合なんて世界の前ではどうでもいい人なんですから。いっそ今回欠場のサルマン様に言った方が共感していただけたかも。いや、サルマン様はサルマン様で自分がよければそれでいい人なのでそもそも聞いてもくれないか。

 ヒゲ祭りと銘打ち書き始めましたが、そんなに今回ヒゲには見とれていませんでした。と書くと、今まではヒゲに見とれていたんかい!ともれなく突っ込まれそうですが、ってゆーか突っ込んでいただけないと困るんですが、ええ1部2部と確かにヒゲを熱いまなざしで見つめておりました。各々のヒゲの形を脳に刻めという勢いでまじまじと。しかし今回はヒゲを観に行ったという感想はうすかったです。ああ、いや、1部も2部もヒゲだけ観に行っていたわけではないんですが。
 最後だけあって、色々思うところがあり、しかも初回鑑賞時は半分くらいは泣いていましたので、ヒゲどころではなかったのです。3回観たので、ようやく「アラゴルン、結構密にヒゲ生やせるんだな」という感想に至りましたが、初めは見るだけでせいいっぱい。長い映画でしたが、尻が痛いとか、そんなこと感じる余裕すらありませんでした。2回目は痛くていごいごしてました。(たぶん方言。もぞもぞする、とごそごそするに近いニュアンス)3部を観た今、とても変な気分です。来年ないのが不思議な気分。早かったですね、3年。

 このまま一気にしんみりした感想に行くかといえばそうは行かず。
 ナズグルの人、声、でかかったですね。馬に乗ってるときとか歩いてるときは
キシャー
程度だったのに、今回は
キシャー
という勢い。ワタシあまりにでかいので「飛ぶ乗り物の鳴き声」と錯覚してました。ナズグル本人の発する音だったんですな。乗り物が大きいほど鳴き声も大きいのか、ナズグル! そもそもあれは鳴き声なのか(笑) 普通に喋りもするので、きっと鳴き声ではないのでしょう。鷲の人たちも、あんまりうるさいので苦情を言いに来たのかも。(違います)

うるさいと言えばオークの人たち。

とか

とか非常にうるさく仲間割れしてましたが……正直オークの派閥争いガッツあふれるファイトシーンよりも、1カットでもサルマン様を!という気持ちが盛り返したシーンでしたなあ。という感想を書きたいがためだけにオークを描く私も私でもの悲しい。

 なんかやっぱりサルマン様のことに戻ってきましたところで、収集つきそうもないから、後のことは別の機会に書くことにいたします。
 字幕と吹き替えですが。3部をごらんになってる方は少なからずこの映画がお好きな方だと思います。ですので、できましたら両方をご覧ください。これが今回見比べた感想です。字幕に1部のときのような強烈な誤訳、ものすごくよくない意訳は見られませんが、やはり「ニュアンスひとつでこうも印象が違うものか」という訳の違いや、字幕の性質上のことなのか、訳出されていない台詞など多々ありました。字幕と吹き替えで意味合いが逆になってるところもあったように思います。(些細と言えば些細な台詞ですので、気にするほどでもないかもしれませんが)もしかすると、私の勘違いかも、という心配もあるので、今度また字幕でなんとか英語部分を聞き取れるかがんばってみます。
 字幕の訳より、吹き替えの訳の方が容赦なく、聞いてて辛いと思うシーンがあったり、字幕で不満に思ってた台詞が、吹き替えで「これなら」と納得したり。1作で2種類の楽しみが字幕と吹き替えなのかと最近思ったりしています。

 今回は最後だけあって感想が多すぎて、全体の感想を雑記にあげるのは無理です。結果なんともはやな文章に。長々とおつきあいありがとうございます。

 最後に。指輪物語を教えてくれた映画に感謝、こんなにスケールのでかい3部作を作った監督に拍手。
 けど、未練たらしく、エンディングに入っててほしかったな〜というリー様のイラストを添付。あんまり似てなくて、上手じゃない上、書体がちがうのは大目に見てください(笑)

ああ、いっこ書き忘れてた。ガンダルフ。

お前も目ェ開けて寝る一族かい!!

えっ、じゃあサルマン様も?

せつないのう。

 ああ

 ああ

(2004.2当時。その後発売されたDVD-SEE版にはサルマン様出ており、
エンドテロップにリー様の名前もありました。)


指輪の夢を見る

2/22

 高くってかなわん、と思いつつも隔週でフィギュアが出るあれの、レゴラスを購入。やっぱり、レゴラスとギムリは買っておきたい乙女心。……いや「乙女心」じゃないか。まあいいです、それ周辺の心意気です。
 その辺の心意気が良かったのか、初めてまともに指輪の夢を見ました。旅の仲間当時の旅の仲間総出演です。何か、誰かのうちみたいなところにあがりこんで「この洗濯機はどうやって使うんだ?」と旅で出た汚れ物をボロミアが洗おうとしていたりして、ちょっとファンタジーではなかったですが、まあいいです。がんばれボロミア!(乙女心)
 自分の夢ながら、その後彼が無事洗濯機を使えたかどうかは不明。

9/7


 すっぽんぽんのボロミアが登場する「旅の仲間」を鑑賞。(夢で)

 えー、何このシーン、見たことないー。追加映像全部見られてなかったのねー。そういや原作にもちゃんとあったじゃない、この記述あるわけないです。「全裸のボロミアがアリ地獄の泥沼版みたいのに落っこちて、それを助けにきたアラゴルンも全裸」あるわけないです! その場に旅の仲間全員います。(他は着衣)なんて夢を!!

 お久しぶりです。いもあんです。そういえば、ガンダルフは居なかったかも。じゃあ、モリアの後か(違う)。ボロミアは結局ずぶずぶ沈んでしまうのですが、どうやら「異空間通路」とかだったらしく、別の場所でめでたく再会いたします(着衣)。最近色々ありました。皆さまお元気ですか? 私はこんな↑夢見るほど元気です。トホホ。地震も台風も結構恐ろしい勢いでしたが、何事もなくすんでおります。でもこの家、地震も台風も、実際の揺れや風を5割り増しに増幅してくれるので、怖くてたまりません。できることなら今すぐ引っ越したいです。こわいよう。
 は! もしかするとこの家のせいで微弱な妄想が5割り増しに違います。

12/17

 ゆうべ、レゴギムな夢を見ました。あんまりなことに驚いて目が覚めてしまいました。なんてもったいないことを………! しかし、面白いいい夢でした。
 続きが見られないものかと寝直した先は、続きではあるけどレゴギムではない、いつもの変な夢でしたが、海から上がった巨大な(小型バスほどもある)ハリセンボンが陸の上ではウサギになって悪さをするという、派手な展開でやはり面白かったです。海や川、たくさんの水と、その下を通り過ぎる大きな生き物、船の上、遠くの岸、静かな港。夢でよく見るこのパターンのひとつだろうなと思います。
 ちなみにレゴギムの二人は旅の途中だったようで港の人波に紛れて歩いてました。夢の流れ的には通行人その1その2ポジションだったんですが、そこはそれ、私の夢なので(笑) また、他の夢の時にも通りがかってくれないものかなあと、ちょっと本気で願っております。