雑記の中の指輪の話 二つの塔当時


ヒゲ祭り

3/4


 やはり先月の日記で、今年のヒゲ祭りの感想は後日!と宣言してしまっていたので、そろそろ魅惑のヒゲ語りを……と思って書き始めたはいいのですが、どうにもこうにも、ネタバレが過ぎます。すでにごらんになっている方向け、もしくはネタバレを気にしない方でさらにまともな鑑賞ができなくても平気な方向けとなっております。原作及び、3部のネタバレはありません。心の広い方は、どうぞ、↓へ。

 ところで「なんじゃ、そのヒゲ祭りって」と思われた方へ。いいヒゲがよりどりみどりのヒゲ大会があるんですよ。「全世界のヒゲ好きよ! 映画館に集まるがよいわ!」と、ビルのてっぺんから高笑いと共に大声で叫びたいほどの勢いなのですよ。ヒゲに興味がおありでしたら、ダマされたと思ってお近くの松竹系映画館にお運びになられてはいかがでしょうか。ただいま、字幕、吹替とりそろえ、絶賛上映中です。

3/4 ヒゲ祭り


  今年もヒゲ祭りの季節がやってまいりましたね! 春は若髭萌える季節。全国各地で「おひげ見」のお祭りが催されております。

 わけのわからない書き出しで失礼しました。とにかくまあ、それくらいヒゲだと。
 ガンダルフ、初っぱなから飛ばしておりましたね。あんなに私たちを「死んじゃったの!?」と愕然とさせておいて、落ちながら暴れていたとは。さすが肉体派魔法使。けれど私、とても気になることがあるんです。………ガンダルフ、ヒゲも髪も短くなった……! 髪は、あのさらさら感を出すために、きっと毛先の枝毛が邪魔だったのね、と思わないでもないですが、ヒゲは別に短くしなくてもいいじゃないのよー、ぶーぶー! まあ、きれいに切りそろえちゃって、もとのぼさぼさに戻るのに、何年かかるものかしら。すぐ戻りそうな気もするけど。すぐ戻るか、サルマンさまと違って、自分でこまめに整えるタイプじゃないし。
 いきなりただのぼやきになってしまいました。今年のヒゲ祭り、どうやら少し、荒れ模様です。別に荒れてませんか。荒れていると言えば、登場直後のセオデン王のヒゲは、荒れ放題でしたね。口ひげ、あごひげ辺りには、むは!って量がちゃんと生えているのに、なぜか頬髭あたりに綿菓子の作り始めみたいなほわほわ〜、ほわほわ〜とした細なが〜い髭がへろへろ〜とまとわりついている様が非常に異様でいいかんじでした。「うわー、終わりかけー」という見事な演出でしたが、この人……サルマン憑きだったんですね。驚きました。もしかするとあれですか、あのままもうしばらく置いておくと、あのほわほわ〜とした細長い髭がもっといっぱい生えてきて、じきサルマンさまのような立派な長さになって、最終段階ではあのざらっとした顔がぱりぱりっと割れて、下から新たなサルマンさまが誕生するとか、そういう………のだったら、それはそれで面白いですね。増殖するサルマンさま。1万のサルマンさまが鬨の声をあげて、角笛城に押し寄せ……るわけはありませんね。サルマンさまですからね「1万のサルマンさまがぎっしり詰まったオルサンクの塔」あたりが妥当な線ですね。中ですごくもめてそうですね。そもそも1万も入るんでしょうかね、あの塔。心配です。

 映画の感想はどこへ行った! こんな長くて誰が読むんだ! そうそう、初めて見るパターンのヒゲの人、エオメルさん。真ん中がない、だけならまだしも、あれはこの世の奇跡のような。なんか、つまんで外せそうです。映画的に言うと、ギムリなど明らかに付け髭なんですが、彼らのヒゲは「納得の髭」です。エオメルのヒゲは自前であるにも関わらず、脱着可能に見えるとはこれいかに!(笑)時々エオウィンが「お兄さま、ヒゲを貸して」と借りに来てそうです。借りてってどうするつもりなの!

 ……どうするもこうするも。おかしい、さっきから脱線しかしていない。ここはやっぱり、エントの「木の髭」もヒゲ仲間に加えるべきでしょうか。悩みどころです。まさか自分でもヒゲの感想だけでこんなに行をくうとは思っておりませんでしたから、木の髭のことはひとまず「その他のヒゲ」部門として仮登録し、言及せず置いておくことにして、映画の感想に戻りましょう。
 今回はすでに字幕も吹替も鑑賞済みなんですが、両方観た感想としては「その気があるなら両方観て置け」です。やっぱりだいぶん印象が違います。極端な例を挙げて言うと、ギムリが瀕死のオークにアラゴルンの行方を問い質すシーン、字幕では「死ぬ前に答えろ」(うろおぼえ)吹替では「言えば楽にしてやる」(うろおぼえ)となってました。英語のヒアリングなんてからっきしの身としては、たとえ音声で原文を喋ってもらってても、字幕が頼りです。なので、これだけ字幕と吹替の訳が違っていれば、印象も当然違ってきます。最近は、指輪に限らず面白いなと思った映画は字幕吹替両方を見るようになりました。そして二つの塔に関しては、どちらがオススメ!というはっきりとした差はありませんでした。強いて言えば「文章読むの遅い人は、吹替の方が楽しめるよ」です。

 最後のヒゲ祭りも来年の今頃でしょう。また新たなヒゲは登場するのか! 塔のバルコニーでおろおろしていた人は、これからどうなるのか! 何よりもさわやかにに川を流れていったあの人は、無事王様になれるのか! なれたときにあの中途半端なヒゲはどうするのか!(…てゆう心配は、映画中に解消されましたね。横たわる王様、ステキなヒゲが生えてました)いやあ、私、あんまり美しく軽やかに王様が流れてくるので「立ちあがって『ああ、さっぱりした』とか言い出したらどうしよう」といらぬ心配をしてしまいました。水洗い完了で、やってきた馬が肉食だったら食べられてましたよ、アラゴルンさん。気をつけてくださいね。
 それでは、また来年!

指輪の夢を見る

6/9


 友人から「指輪の人のでてる夢を見た〜」って話を聞く度にうらやましく思ってました。
 今朝! ついに! 私も見ました!(いや、以前にもちょろっとみたことあるんですが)アラゴルンと、メリピピがでてました。結構長い夢でしたが全員私の描く絵の顔してました。
 ちっともうれしくないです。
 全員点目です。線鼻です。
見る意味まったくなし…………。

 あまりにショックだったので、忘れる前に朝っぱらから雑記を更新してみました。(ただいま朝の6時)夢って、鮮明だといくら思っていてもなぜだか夕方近くにはほとんど忘れていますよね。ええ、別にこの夢は忘れても問題ない夢なんですけどね。

12/19


 王の帰還を鑑賞。(夢で)

 サルマンさまが「独自のオチじゃ」と言うので、グリマがさみしそうな顔をしていました。映画の中でそんなこと説明していいのだろうか。(夢です)
 フロドがキーワードを頼りに、次々と門を開いてゆきます。門が開くときのBGM、ちょっと現代音楽っぽすぎやしないだろうか。(夢です)
 アラゴルン、ギムリ、レゴラスがしょっちゅう3人でいるのはいいとして、ギャグ風味強すぎ。というか、緊張感なさすぎ。なんで?(夢だからだ!)

 王の帰還観た気がいたしませんでした。あたりまえですが。他にもエオウィンがアラゴルンの気を引こうと一本橋の上であばれていたり(何でだ)レゴラスがチャイナ娘のような2個おだんごヘアースタイルにしてたり(どうしてだ)色々不可解でした。夢って……。てゆうより、私の頭っていったい。

夢話まで抽出(笑)
みなさまはどんな夢をごらんになってますか?