ベランダの鉢植え、ずーっと、アブラムシに悩まされていたんだけど(殺虫剤を吹いても、す〜ぐ発生していたの)何やら幼虫がやってきてからピタリとなりを潜めております。たぶん、テントウムシの幼虫です。一鉢に1匹ずつおります。
自然ってすごいなあ。
子どものころ、祖母に「テントウムシはいい虫だから、捕っても放してやるように」って、そういや言われてたなあ。で「コウロギはゴキブリと一緒」とも言ってたような。野菜を食べる害虫は、祖母にとってそういう認識だったんだろうなあ。子供心に「コロコロ鳴いてかわいいのに、なぜに!?」と思っておりましたが、野菜を作っている祖母には憎々しい存在だったのでしょう。
アブラムシもね、それで花が弱らないなら別についてたって構わないんだけど、やぱり好きで育ててる植物が「虫のせいで枯れるかも!」と思うと辛いものなんです。要はどっちが好きかなんだろうなあ。
以前山椒の苗のセールストークに『ベランダに置いておくとアゲハチョウが来ます』ってのをみかけたことがあるけど……ベランダに置いとくくらいのサイズの山椒の木なら、1匹アゲハの幼虫がついたら丸裸だよ、と思いました。アゲハの幼虫、くさいけど、毒々しい色でかわいくはあります。結構好き。でも、山椒の木の方が好きかな。(実家の山椒、身の丈よりでかい木でしたが、アゲハの幼虫でしょっちゅう丸裸になってたなあ)
猫のために育てている「猫草」に、実が付きましたが、中は空で、種はできていませんでした。
こんなふうに、不自然な自然と、毎日暮らしております。