--その者甦りし時、世界を滅ぼす厄災となろう--
 3000年の時を、彼は待っていた。名を奪われ、虫にその身を食われながら、愛しい女を甦らせるため、世界に災いをばらまくため。
 3000年もの間、彼らはその都を守り続けていた。邪悪な者が甦らぬよう。都の名は、ハムナプトラ。失われた死者の都。名を奪われし者の眠る街。
 1926年、その封印は解かれた。いざなったのはリック・オコーネル。甦らせたのはエブリン・カーナハン。
 ミイラは甦り、エジプトから太陽は消えた。「邪悪なる者は何も食わず、眠りもせず、止まることはない」都を守る戦士、メジャイも立ち上がる。

 「ハムナプトラ〜失われた砂漠の都〜」鍵を握るのは、エブリンただひとり。